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栄花物語
十三/木綿四手
一宮〈○敦貞〉おはしまして、おとゞ〈○藤原顕光〉やゝおきよ〳〵、むまにせんとおこしたてまつらせ給へば、我にもあらずおきあがり給て、たかばひ(○○○○)して、馬にのせたてまつり給て、ありかせ給へば、〈○下略〉