[p.1282]
神皇正統記
村上
具平親王、〈○註略〉賢才(○○)文芸のかた、代々に御あとおよくあひつぎ申たまひけり、一条の御代に、ようづむかしおおこし、人おもちひまし〳〵ければ、この親王昇殿したまひし日、清凉殿にて、作文ありしに、〈○註略〉所貴是賢才といふ題おさぐらるゝことあり、〈○下略〉