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古今書画
鑒定便覧/四
小山田与清
江戸の人也、初通称高田正次郎、後小山田将曹と改む、字文儒、頻りに古学お研究して、大いに世に鳴る、家に数万巻の書お蔵して、博覧多通なり、著書多し、号お擁書倉と雲、弘化四年三月廿五日歿す、年六十五、