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古事記伝
四十三
袁遅那美許曾は、拙劣(おぢな)みこそなり、続紀卅詔に、先乃人波(さきのひとは)、謀乎遅奈之(はかりことおじなし/ ○○○○)、我方能久都与久謀天(われはよくつよくはかりて)、必得天牟止念天(かならずえてむとおもひて)、〈○中略〉拙愚なる意、易き意などお兼たる言なり、