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日本書紀
十四/雄略
五年二月、天皇狡猟于葛城山、〈○中略〉俄嗔猪従草中暴出、〈○中略〉舎人性懦弱(おぢなく)、縁樹失色、五情無主、 十八年八月戊申、遣物部兎代宿禰、物部目連、以伐伊勢朝日郎、〈○中略〉援有讃岐田虫別、進而奏曰、兎代宿禰怯(つたな/おおなし)て也、二日一夜之間、不能禽執朝日郎、而物部目連率筑紫聞物部大斧、手獲斬朝日郎矣、天皇聞之怒、輒奪菟代宿禰所有猪名部賜物部目連、