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耆旧徳聞
義公〈○徳川光国〉俊水先生お聘召し、師とし学びたまひ、其礼遇最厚く、賀寿の日、公親ら其廬に至り祝せらる、門前数歩にして輿お下りたまひしとぞ、先生甚感じて、古より三公の尊にして、歩して処士の廬に至るものお聞ずとまうされたり、