[p.0426]
拾遺和歌集
六/別
源公貞が、大隅へまかりくだりけるに、せきとの院にて、月のあかゝりけるに、わかれおしみ侍て、 平兼盛
はるかなる旅の空にもおくれねばうらやましきは秋の夜の月