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倭訓栞
中編九/佐
さかむかへ 坂迎の義、京師の人参宮せしお帰路に迎ふるおいふ、其もと東へ下る人の帰りお、逢坂まで出迎ふるよりの名成べし、関迎(○○)ともいふ、人お迎送するに、四方の関に至るは、異朝の例也、詩にも西出陽関無故人といへり、