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倭訓栞
前編十三/曾
そしる 詆毀およめり、背するの義にや、又殺するにや、霊異記に訕およみ、新撰字鏡に、嗤も些もよめり、誹字、謗字も同じ、名人は人おそしらずといふ諺は、許旅斎が語に、君子省己、徨毀人乎哉とみゆ、