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安斎随筆
後編六
一ひはぎ(○○○) 引はぎの略語也、今世おひはぎ(○○○○)と雲ふ盗人也、人の衣服お引はぐお雲也、宇治拾遺巻二駿河前司橘季通が事お書きたる条に、大路に女声にてひはぎありて人ころすやとおめく、