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我おもしろ
下
上野広小路蕎麦飯の引札私家伝蕎麦飯の義は、嘘八百年来一子相伝にして、粟の飯五十年の夢ぐらいのことにあらず、先づ飯椀の蓋おとれば、露おふくめる月の如く、口に入ては、あわ雪の解るに似たり、