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槐記
享保十四年二月十六日、入江様御成、〈拙右京大夫〉夜に入てかけ物の御香あり、〈○中略〉みじやない、犬のこえ、〈道安より出〉蓋茶碗、〈○下略〉棠大門屋敷五浮世川身は捨小船錦手のふた茶碗(○○○○○○○)、南京の焼物皿、さしみは、ひつへぎにもりこぼし、〈○下略〉