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明良洪範
二十四
大母殿
此大母殿、〈○秀忠の乳母〉月に一二度づヽ、定まりたるなぐさみあり、大板切に飯おうづ高く盛て、扠六尺中間等まで、勝手へよび入れ、自身右の飯お碗(○)に盛て、振舞ことおなぐさめり、