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拾遺和歌集
十六/雑春
除目のころ、子日にあたりて侍りけるに、按察更衣のつぼねより、松おはしにて(○○○○○○)たべものおいだして侍りけるに、 もとすけ
ひく人もなくてやみぬるみよし野の松はねのひおよそにこそきけ