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今川大双紙

食物之式法の事
一焼串の寸の事、節より上おば六寸、下おば五寸にする也、総じて一尺一寸也、けづる刀のかず十一刀なり、さきお丸くひらくすべし、竹の皮お付る事ひけふ也、
一鳥の焼串はかはるべし、さきおけんさきにすべし、本よりけづるもの也、〈○中略〉
一うおの焼串けづる事、上三寸下四寸、これは一流也、たぶんは上七寸下五寸也、