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貞丈雑記
七/酒盃
一唐瓶子(○○○)之事、鎌倉年中行事雲、正月朔日、御座に御二重御唐瓶子、同銚子提有之雲雲、唐瓶子とは、かねにてこしらへたる瓶子なり、又は木にて作り、黒ぬりにしたるもあり、かねはこしらへ唐めきたる故、唐瓶子と雲なるべし、外に子細なし、