[p.0237]
鋸屑譚
今人おほく石決明のうるはしきもて盃とす、或は浮瀬おもて名とす、楊升庵が丹鉛錄雲、車渠作盃、注酒満過一分不溢、車渠一名海扇、和名帆立貝、今多く匙杓に作るといへり、