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水鳥記

大塚地黄坊由来並酒の威徳の事
いにしへの、大しよくわん、それはかまたり氏、今の大しゆくわん、これはがんなべうぢにて、重代の大盞有、させ、のまふといふ心にや、蜂に竜お絵がいたれば、すなはち蜂竜(○○)の大盞とぞ申ける、