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傍廂後編

大盃
又浅草の並木辺に浮む瀬といひしあり、こゝにも大盃くさ〴〵あり、江戸より京都迄(○○○○○○○)、五十三の盃(○○○○○)、いづれも其処の広狭賑淋によりて、盃の大小深浅おわかちたるなり、