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大内問答
一御盃の台は何献目に可参候哉の事
七献目ばかりにも可参候か、但是も献数にもよるべく候、余にはやく参候はぬ事にて候、一同さいしきと木地と参候前後の事
さいしきの台一番に参候、いかに珍敷候共、木地は後々たるべく候、台の余大なるも初は不参 候、殿中年の始の一献始にも、右京兆進上の橘の台一番に参候、後々はいかやうのも参候、