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竹取物語
日暮ぬれば、かのつかさ〈○大炊寮〉におはして見給ふに、誠につばくらめ巣つくれり、〈○中略〉あつまりてとくおろさんとて、綱お引すぐしてつなたゆるときに、やしまのかなへ(○○○○○○○)のうへにのけざまにおちたまへり、
○按ずるに、大炊寮の大八島竈神の事は、神祇部官衙神篇に在り、参看すべし