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物類称呼
四/器用
鏊いりなべ(○○○○) 京にていりごら(○○○○)、太和及東国にてほうろく、下総にていりがら(○○○○)、常陸にてちやほうじ(○○○○○)といふ、
今按に、いりなべ俗にいりがはらと雲、いりごら、いりがら、又こうら(○○○)などいふは、共にいりがは らの転語なるべし、又ほうろくは、ほいろの器といふ意、是鏊の属也、〈○中略〉又いりがはらは、土の やきなべといひて、今の制とは形かはりたる物也、
今按に、いりなべ俗にいりがはらと雲、いりごら、いりがら、又こうら(○○○)などいふは、共にいりがは らの転語なるべし、又ほうろくは、ほいろの器といふ意、是鏊の属也、〈○中略〉又いりがはらは、土の やきなべといひて、今の制とは形かはりたる物也、