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四条流庖丁書
俎之事並名所朝拝 四徳

宴酔 五行
同尺之事〈金の定〉
長二尺七寸五分 広一尺六寸五分 厚三寸 足高二寸五分 足広四寸 足厚二寸七分
足付所切口より四寸 平七分、口伝在之、 木は檜お可用〈○中略〉
一俎之事、八足と雲もの也、今も神前に有之、其後四足お人間の俎と号して用之、同名所の事、俎の面にあり、宴酔、朝拝、四徳、五行、式、是也、厨お守る六星、此俎の上に五の名所に下りて守護せり、今一の名所お口伝として、是お当流に秘する也、仍名所に随ひて切物お可置、上下事在之、