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万葉集
二十
喩族歌一首並短歌
比左加多能(ひさかたの)、安麻能刀比良伎(あまのとひらき)、多可知保乃(たかちほの)、多気爾阿毛理之(たけにあもりし)、須売呂伎能(すめろぎの)、可未能御代欲利(かみのみよより)、〈○中略〉須売呂伎能(すめろぎの)、安麻能日継等(あまのひつぎと)、都芸氐久流(づぎてくる)、伎美能御代御代(きみのみよみよ)、加久佐波奴(かくさはぬ)、安加吉許己呂乎(あかきこころお)、須売良弊爾(すめらべに)、伎波米都久之氐(きはめつくして)、都加倍久流(つかへくる)、於夜能都可佐等(おやのつかさと)、許等太氐氐(ことたてヽ)、佐豆気多麻弊流(さづけたまへる)、宇美乃古能(うみのこの)、伊也都芸都伎爾(いやつぎつぎに)、美流比等乃(みるひとの)、可多里都芸氐氐(かたりつぎてヽ)、伎久比等能(きくひとの)、可我見爾世武乎(かがみにせむお/○○○ )、安多良之伎(あたらしき)、吉用伎曾乃名曾(きよそのなぞ)、於煩呂加爾(おほろかに)、己許呂於母比氐(こころおもひて)、牟奈許等母(むなごとも)、於外乃名多都奈(おやのなたつな)、大伴乃(おほともの)、宇治等名爾於弊流(うぢとなにおへる)、麻須良乎能等母(ますらおのとも)、