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枕草子

七日〈○正月〉は〈○中略〉白馬見んとて、里人はくるまきよげにしたてゝ見にゆく、中の御門のとじきみひきいるゝ程、かしらども一ところにまろびあひて、さしぐし(○○○○)もおち、よういせねばおれなどしてわらふも又おかし、