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我衣
明暦あたり迄は、女のかうがい、多くは鯨の棒かうがい(○○○○○○○)なり、〈○中略〉貞享天和迄は、鶴の脛骨のかうがい(○○○○○○○○○)最上たり、享保比よりは供おつれる女は不用、老母など用たり、元文の比は、馬の骨お鶴(○○○○○)のように拵(○○○○○)、価十銭位に売る、田舎出の下女など用る、