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古事記伝
二十八
宇受爾佐勢(うずにさせ)は、髻華(うず)に挿(さ)せなり、〈○中略〉木草の枝お頭に挿すお雲、〈宇受にさすと雲は、別に宇受と雲物ありて、其に挿には非す、挿物ぞ即宇受なる、〉後世に挿頭(かざし)と雲物、即古の髻華(うず)なり、