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諸家奥女中袖鑑
髪飾の事
一髪指は御三の間以上、式の節は蔵し(/○○)笄(かんざし/○)用ゆべし、
一同く平日は是といふ定りもなし
一おなじく留袖前、平うち定紋、銀の髪ざし用ゆ、
一髪ざしは、御使番以下、平打定紋か、又は我が名の文字ほり附、大形にて目立品用ゆ、