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空穂物語
初秋二
夏冬のよそひおすきばこに入て、そのしきものうへのおほいうへのくみ子せられける、〈○中略〉今二には、おほんくしのてうど、すへひたひよりはじめ、さいし(○○○)、もとゆい、おほんくしどもなど、そのくさともいはずめでたてゝ、たかつきなんまうけ給へりけり、