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大上臈御名之事
一いれもとひ、ともに五ところゆふなり、いれもとひの次、一そくほどおきて、水ひきにてゆふなり(○○○○○○○○○)、又その下、一そくおきて、水引にてゆふなり、水ひきのぶん二ところなり、いづれも一そくといへども、いれもとひと、水ひきのあひは、すこしひろく見ゆるやう成べし、さて又、其下お三ぞくほどひきさきにてゆふ也、若き人は水ひきのところお、一ところゆふ也、以上四ところなり、廿八の春より五ところゆふ也といへども、たゞわかきときより四所ゆふ也、