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紫式部日記
御ゆどのは、とりの時とか、〈○中略〉そのおけすへたるだいなど、みなしろきおほひしたり、〈○中略〉みづし二、きよいこの命婦、はりま、とりつぎてうめつゝ、女房二人、大もく、むま、くみわたして、御ほどき(○○○○)十六にあまればいる、
○按ずるに、水お以て湯に投じたるお瓫に入るヽなり、即ち洗児の用に供するなり、