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大和本草
十二/雑木
黒もじ(○○○) 山中に生ず、葉は漆に似て、又榎に似たり、葉に大小の異あり、冬は葉落つ、皮黒くして香気あり、故に是お用て旡杖(やうじ)とす、皮おつけ用ゆ、
○按ずるに、近世小楊枝お作るには、多く此木お用いるなり、