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後水尾院当時年中行事
上/正月
朔日、四方拝とらの一刻なれば、とうより御ひるなる、常にならします方にて先御手水まいる、〈○中略〉是より先に、はいぜんの人、楾お御手洗の中よりとり出し、うちかへしたるふたおしあらためて、御手水おかけ参らす、御手拭(○○○)には、大たかだんし(○○○○○○)お用ふ、〈件の次第、御清手水の時毎度如此、〉