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後水尾院当時年中行事

一毎日の次第は、早旦御ひるなり、〈○中略〉はいぜんの人、例のひとへぎぬおいだきて、御前にすゝみ、かけ帯ばかりおおく、内侍ひとへぎぬきて、御手水おもてまいる、〈○中略〉大たかだんし〈紙の角に水お付て、西の御座御簾のかきにつねに付おく、〉にて、御手おのごはれて御拝になる、