[p.0652]
諸艶大鑑
三
楽助が靫猿
さる人、庭桜咲きて見にまかりしに、きのふも客のありし跡と見えて、紅梅染の手拭掛(○○○○○○○)は信長時代物、檜垣の蒔絵、このもしかりしに、〈○下略〉