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安斎随筆
後編三
一軍用の長持は、底の廻り其外合せめにこくうるしお付て、水の入ざる様にして置べし、川などにて舟に用る事あるべし、中の道具お出し、から長持にして水に入る也、二人計は乗るべし、竿にてこぐ也、深くかけごおして置けば、板子になりて猶よろしき也、或書に見、