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栄花物語
二十/御賀
治安三年十月十三日、とのゝうへ〈○倫子〉の御賀なり、〈○中略〉ところ〴〵のあげはり、へいまんなどの色けざやかに、つなのいろ、おどろ〳〵しきまであかうみえたる程など、けだかうめでたし、