[p.0785]
倭訓栞
前編三十三/毛
もかう 帽額と書り延喜式、江次第に見ゆ、本は首服也、通典に、古之人帽而額〈す〉と見えたり、帽子と抹額とおいふなるべし、〈○中略〉類聚雑要に、面額とも書たる、今もつかふの紋といふも是なり、水引の事也、