[p.0812]
倭訓栞
前編七/幾
きちやう 几帳と書り、几に帳あるおいふなり、新猿楽記には基帳(○○)と書り、枕几帳、よせ几帳なども見えたり、袖に手お入て張出すお、袖几帳といへり、 細工に物の稜お消お、几帳面といへり、