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三中口伝

屏風几帳事
弘間几帳〈は〉に本お重て立之〈以左為上〉
御座中央立隔几帳事
准拠無之
二帖お立る、屏風には二帖お引重て可立、〈以左為上〉屏風付几帳帷出様、打任ては几帳の手お立る事なれば、出几帳(○○○)と書つれば、随所便宜閉付たるとも、立手之様にてあり、覆御簾には所立手なれば、内の方に閉付たり、覆御簾出几帳と書つれば心得られたり、几帳は雖弘間毎間一帖出之、