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大饗雑事
軟障事
面は生絹に唐絵おかく、縦様は三尺七寸、〈鉄定〉横へは六幅なり、上下左右に続お紫に染て縁に付く、其広は六寸八分、〈金定〉白練の絹お裏に付く、縁の裏は紫の練絹也、紫の綾〈縁と同じ〉お一寸ばかりにたヽみて乳に付く、其数十也、綱おとぼすべき料なり、紫の練の平絹のひろさ一寸余なるに、布お縫たヽみたる綱にて張也、綱の長は一丈二尺、〈金の定〉上官の座に依て、此軟障お五帖或四帖、副御簾て引之也、今注付たるは一帖分也、