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類聚名物考
調度五
かけむしろ 懸筵
今も禁裏仙洞ともに用らるゝ也、紅端の畳の表お二帖およせ合せて、長き御廊などにかけらるるもの也、京都将軍の時代に用られしは、常の一枚お又中半よりきりたると見ゆ、今はさにはあらず、