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雅亮装束抄

もやのだいきやうのみそうぞくおなじことなり、〈○中略〉もやきはのみすのこのお(○○○○○○)とほすやうこそかはれ、つねはかみのこはしにつけて、うちにひきさげてこそはあれども、これはこはしにつけて、やがてこはしのきはより、とへもかうのしたにひきいだして、もかうのしたよりひきさげて、もかうのしものきはより、またみすのなかおうちへひきとほして、あぐることのあるなり、こながらとほすなり、是おみすおぬふとはいふなり、