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枕草子
二
にくきもの
いよすなどかけたるおうちかづきて、さら〳〵とならしたるもいとにくし、もかうのす(○○○○○)は、ましてこはき物のうちおかるゝいとしるし、それもやおらひきあげて出入するは、さらにならず、