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槐記
享保十二年八月十二日、華表の字お、とりいと訓ずるは不当と、浅見安正が申たり、もと鳥居と雲は、 とした形なものおとりいと雲、とりい障子など雲も、ついたてに障子おはめたるもの也、とても漢字のなきものは、仮名にて鳥居と書がよしと仰らる、〈(中略)鳥居とかきてもかな也〉