[p.0936]
源氏物語
五十/東屋
こなたは離れたる方にしなして、高き棚厨子一ようひばかりたて、屏風の袋(○○○○)に入れこめたる、所々によせかけ、何かのあらゝかなるさまにし放ちたり、