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玉露叢

一完永十二年正月廿八日に、二の丸に於て、将軍家家光公へ仙台の政宗御膳お上らる、〈○中略〉
一御慰として御能あり〈○中略〉
一御舞台の御正面より御左の方には、御白洲に毛氈おしき渡し、大小名ひしと列座なり、