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方丈記
援に六十の露きえがたにおよびて、更に末葉のやどりおむすべる事あり、〈○中略〉其家の有様、よのつねならず、ひろさわづかに方丈、たかさ七尺ばかりなり、〈○中略〉東にそへてわらびのほどろおしき、つかなみ(○○○○)おしきて夜の床とす、