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畳之巻
夫畳の制、上古よりありし物にて、日本紀神代の巻に、八重席(たヽみ)お敷と有、是畳のはじめ也、
八畳敷、愁の時如此、 八畳敷、祝ひに吉、何も如此、
客 上 主 下
客 上 主 下
客 上 主
一とおりの間の畳は、何も横に敷也、一上座より二畳目は、盃おすゆる所也、
一客人とめの時、夜著枕筵敷畳の事、
一糞板の有所、二三畳目也、〈○下略〉