雅亮装束抄
一
もやひさしのてうどたつる事
しとね(○○○)、ながさひろさよほう三尺ばかりにて、赤地のにしきのへりのひろさ四五寸ばかりなるお、四方にさしまはして、なかにからあや、もしはかたおりものなどお、へりのうちざまにつけて、そのなかにたてざまにぬひめあり、わたお中にいれたり、うちうらなり、そのおもてのぬひめおりうびんのなかすみにあてゝしくべし、
しとね(○○○)、ながさひろさよほう三尺ばかりにて、赤地のにしきのへりのひろさ四五寸ばかりなるお、四方にさしまはして、なかにからあや、もしはかたおりものなどお、へりのうちざまにつけて、そのなかにたてざまにぬひめあり、わたお中にいれたり、うちうらなり、そのおもてのぬひめおりうびんのなかすみにあてゝしくべし、